韃靼そばとは?普通のそばとの違いと栄養・健康効果

はじめに


「韃靼そば」という名前、最近よく見かけるようになったと感じる方も多いのではないでしょうか。健康志向の食品コーナーや、そば専門店のメニューでも目にする機会が増えてきました。

でも、「普通のそばと何が違うの?」と聞かれると、意外と答えられない方が多いのも事実です。今回は、韃靼そばの特徴と、普通のそばとの違いについて、心斎橋で10年以上そばと向き合ってきた「るちん」がご紹介します。

韃靼そばとは


そばには大きく分けて「普通そば(甘そば)」と「韃靼そば(苦そば)」という2つの系統があります。私たちが普段口にするそばの多くは「普通そば」で、韃靼そばはそれとは異なる品種にあたります。

韃靼そばはその名の通り、実にほろ苦さがあるのが特徴です。この苦味こそが、韃靼そば特有の風味を生み出しています。もともとは中国やヒマラヤ周辺の高地で栽培されてきた品種で、寒冷な環境でも育ちやすいことから、古くから貴重な食料として親しまれてきました。

普通のそばとの違い


普通そばと韃靼そばの違いは、大きく3つのポイントに分けられます。

味わい


普通そばは香りとほのかな甘みが特徴なのに対し、韃靼そばは独特のほろ苦さがあります。この苦味は好みが分かれるところですが、「そば本来の力強い風味を楽しみたい」という方に選ばれています。

色合い


韃靼そばは、普通そばに比べてやや黄色みがかった色をしています。これは含まれる成分の違いによるもので、見た目からも違いを感じていただけます。

注目されている成分


韃靼そばが近年特に注目を集めているのは、「ルチン」という成分を豊富に含んでいるためです。ルチンはそば全般に含まれるポリフェノールの一種ですが、韃靼そばはその含有量が普通そばと比べて格段に多いことで知られています。

韃靼そばの栄養面での注目ポイント


ルチンは、そばの実の中でも特に外皮に近い部分に多く含まれる成分です。韃靼そばは、この成分を豊富に含むことから、健康を意識する方々の間で選ばれるようになってきました。

ただし、韃靼そばは食品であり医薬品ではありませんので、特定の症状の改善や治療を目的とするものではありません。日々の食事の選択肢のひとつとして、無理なく取り入れていただくのがおすすめです。

るちんの「韃靼あかもく蕎麦」について


るちんでは、韃靼そばに三重県産の海藻「あかもく」を掛け合わせた「韃靼あかもく蕎麦」をご用意しています。あかもくは強い粘りと豊富な食物繊維が特徴の海藻で、東北・新潟地方などで古くから親しまれてきました(あかもくについて詳しくは別の記事で解説いたします)。心斎橋の蕎麦居酒屋として長年お客様に向き合ってきたからこそのブレンドで、韃靼そば特有の風味を活かしながら、あかもくのなめらかな食感も楽しんでいただける一品です。

一度売り切れになるほどご好評をいただいた商品でもあり、「そば本来の味をしっかり感じたい」という方にぜひ試していただきたい商品です。

まとめ


韃靼そばは、普通そばとは異なる品種で、独特の苦味とルチンを豊富に含む点が大きな特徴です。味わいの違いを楽しみながら、日々の食事に取り入れてみてはいかがでしょうか。

るちんの「韃靼あかもく蕎麦」も、ぜひこの機会にお試しください。